僕はミュージシャン、編曲家、プロデューサーと言う肩書きであるが、
レコーディングエンジニアの仕事もしている。
一人4役もしなければならない、とんでもない世の中である。
と言う訳で、今回はレコーディングエンジニアの話。
レコーディングエンジニアという仕事は
もちろん録音技術者、要するに録音をする人だ。
よくミキサーとも言われる。
ミキサー、そう、色々な音をマイクで拾い、
ミックスして一つの音楽にする仕事だ。
しかし、どうだろう?ミキサーが音楽を奏でてるわけではない。
ミュージシャンが音楽を作り出しているのだ。
ミキサーはその音を、ただ交通整理しているに過ぎない。
でも、そこに何とか自分の足跡を残そうと、
出しゃばり過ぎのミキサーが居るのも事実!!
困った事だ、ちょっとした、勘違い君である!!
優秀なミキサーとはその存在感を感じさせない事である。
しかし、手放し状態で、音のバランスが最悪になり、
ミュージシャンが気持ちよく演奏出来なくても困る。
なーるほどね!透明人間のように、
まったく存在感を感じさせる事なく、
でも、しっかり音のバランスをとる。
レコーディングエンジニアという仕事は
実に難しい仕事だなぁ〜!!
コメント