YAMAHA CP1がやって来た！！

YAMAHAの新しいキーボードCP１がやって来た！！前にブログにも書いたが、今年始めにYAMAHA ARTで試奏 させていただいた、新しいステージピアノです。

いよいよ楽器らしくなってきたかな〜というのが、第一印象。そう、最近のデジタルピアノはちょっと音が綺麗過ぎた！？音って不思議なもので、綺麗な音が良い音とは限らないのですよ。今までの名機とされる楽器達は必ず、汚れた部分だったり、歪んだ部分がある。それが個性になるのかもね。

ヴィンテージマイクなんかもそうだね、ボーカル録りなどで、最新のマイクと名機とされるヴィンテージマイクを２つ並べて、どっちが良い音？と聞くと、皆、ヴィンテージと答える。スペック的にヴィンテージは劣っているんだけどね、、、。どこがいいの？と聞くと。温かいって言うんですよね！人間って不思議でだなぁ〜。

CP1はそう言う領域に少し入って来たかなって感じだな。最新テクノロジーのフィールドの上にこういう温かさを両立させるのは、非常に難しい技術だとは思うけど、たいしたもんだ。

物理的な鍵盤に関しては、昔から定評のあるYAMAHAだが、この木製鍵盤は更に良くなった。鍵盤弾きには涙が出る程うれしいフィール。プラスティック鍵盤が多い中、やっぱ木なんだよな〜と思う瞬間です。専門的に言っちゃえば、発音するタイミングがミソなのかもしれないね。

来月から始まる、The ShinkiesのレコーディングもCP１を使おうかと思っている。生のグランドピアノも有るんだけど、今やダウンロードして携帯やパソコンで音楽聞く時代でしょ！？作り手側も発想を新しくしないとね。CP１を使えばMidi データも記録出来るから、何年か後にまた新しい機種が出た時にその音源をMidiで鳴らす事も出来るしね！！ハイテクだね！！

いつもお世話になっている、YAMAHA ARTの田中さん、石黒君、鈴木君。ありがとう！！

Comments

[投稿情報: ドレミ♪]

おっと、来月からThe Shinkiesのレコーディングですか！
それは、楽しみです♪

あ、でも、そういえばレコーディングしかけていたらしきFIANCHIのアルバムはどうなっちゃったんですか？

[投稿情報: さいとー]

アナログのテレコも歪率が数パーセントでも、いやな音はしない。
バーニーのマスタリングではわざとアナログテープに録音したりする。

EMTの鉄板REVERBもみんな音が違う。
マイクも個性がある。

残念ながらDIGITALでは個性を求めるのがむずかしい。
しかし、アルシュミットが、音の良し悪しとCDの売れ行きは
残念ながら相関がないと・・・ちょっとショックだった。
音楽を今まで通りメディアを売ってと言うシステムは
変わらなければならない時代に来てしまった。