夏休み返上で、レコーディングが続いています。そろそろ疲れが出て来る時期なので、元気を出す為に、今日は麻布十番で焼き肉〜!!まずはタン塩 から、車で来たからビール飲めないのが、辛いなぁ〜!
メシネタはこのくらいにして、、、。
昨日から始まった、寺岡呼人君のレコーディング。自己アルバム用あり、ゴールデンサークル用ありで変化にとんで面白い。以前からお世話になっている、言葉の達人、作詞家の山田君も共同プロデュースのようで、昨日はスタジオに現れた。
80年代フリークの寺岡君と山田君のリクエストで80年代風のレコーディングスタイルをしている。
そうだね、まだMIDIが出来る前、シンセサイザーもアナログしか無かった頃のやりかた。当時流行ったのが、エレピと生ピアノの合わせ技。当時ウエストコースト辺りで流行った手法だ。要するに、エレピと生ピアノをまったく同じ事弾くというやり方なのだが。今でこそMIDIなどで、いとも簡単に出来てしまうが、当時はMIDIも無いので、バラバラに録音して行く。人間ワザでやるので多少はズレる。でもこのズレ感がフリークにはたまんないんだろうな!!わかるよ〜!!
何か、そんなことやっていると、当時の全然関係無い事も思い出すから面白い。
たとえば、ドラム、ベース、ギター、エレピ、皆で同時にリズムを録音する。生ピアノとの合わせ技をしなければならないので、生ピアノを重ねる(合わせる)為に、僕だけ残業になるわけだ、他のメンバーは、シンスケお疲れ〜!とか言って各自帰っていく。イイナァ〜!
さてさて、僕は生ピアノのブースでダビングをするわけだが、その頃、ドラムはちょうどアシスタント君が楽器を片付けはじめる。生ピアノはマイクを使って録音するので、本番が始まるとスタジオ内は完璧に静かにしていなければならない。
ドラムの片付けはガシャガシャ音がするもので、注意が必要なのだ。そんな時、慣れたドラムのアシスタント君は本番が始まる前までは、ガシャガシャ片付けて、本番が始まると、ピタリと直立不動になり、無音になる。こちらが本番が終わりプレイバック状態になると、再びガシャガシャ片付けはじめる。この切り替えが実に絶妙にウマイ。アシスタントもある意味プロフェッショナルだった。そんな事を思い出しながらの、懐かしいサウンドである。
でも、今は僕一人黙々とやっているんで、そんな事、気にする必要も無いんだけどね〜。
あの頃みたいに、大きなスタジオで出来たら面白かったろうにね〜!!
いやいや、ダメダメ今は21世紀なんだから、タイムマシンで帰って来れなくなったら困るしね!!(笑)
キーボードはお残りになること多かったですよね。
でも**シュートが来ると、ベースとギターは
必ずと言っていいほど、差し替え(やり直し)してました。まずいかなこんな事書いちゃ・・・。
投稿情報: さいとー | 2010/08/29 22:38