ディナーショーって、随分聞かなくなりましたよね〜。昔はこの季節12月のクリスマス時期は、結構流行っていました。いまでも地方都市の立派なホテルでは、相変わらず続いているようですが、随分少なくなったとホテルの方もおっしゃっていました。
今は豪華なディナーよりも、簡単なティーパーティー形式が多いのかな?
ともあれ昨日は、その豪華版のほうでした。通常はお客様も、お酒も入り大盛り上がりの方も多いのですが、昨日は殆どコンサートのように、きちんと音楽を楽しまれている様子でしたね〜。
そんなわけで、昨日は1日中ホテルに缶詰め。リハーサルが終わり各自、自室に戻り、待機状態です。どこか、散歩にでも出てみようか?とも思ったのですが、やっぱり寒いのと、メールなどの、チェックや返信も、しなければならないので、結局部屋でグダグダ。最近、旅が多いので、簡単な事務仕事や、ネットでの銀行操作など、このiPadは重宝しています。
これも、最近のホテルライフの必需品。LAN端末までは、ビジネスマン向けに各部屋まで来ているので、この小さいAirMacでWIFI環境を作り出しています。ネットに繋がってしまえば、もう世界中どこにいても同じで、自宅、或は事務所と同じ環境で仕事が出来ます。極端な話、このホテルの部屋から、東京にある、僕のスタジオのProToolsを操作することだって出来る。べつにそんな事しないけどね(笑)でも便利な時代。
ディナショーといえば、日本の音楽界は不思議な風習があって、スタッフの皆さん、音響、照明、舞台監督さんなどが、皆、申し合わせた様にスーツ姿になるのです。ホテルという場所柄や、スタッフがあまり目立たないように、という配慮だとは思うのですが、皆、あまりスーツやネクタイを着慣れていないようで、なんか、ぎこちないのです。
そこで、今回ご紹介したいのが、山本チームの舞台監督の池呂信平さんです。
この方は、ぎこちないどころか、逆で、妙に、変に、凄く決まっているのです。
去年、とあるデイナーショーの時でした。本番が始まる直前、僕達はステージサイドで、暗がりの中、2〜3分出番を待っているのです。舞台監督の池呂さんは、照明さんと連絡をとりつつ、ステージの様子をうかがっている。僕達がステージに上がるタイミングを見計らっているのですね。なにもそんなに恐い顔をしなくても、、、と思う位、真剣顔です。男の仕事場って感じですよね!そりゃあそうですとも、この出だしの瞬間が、すべてのはじまり!まるで、狙撃者がターゲットを睨んでいる感じなのです。
それも、僕達がステージに上がる瞬間。彼がカーテンをスッとめくって、ステージを覗く様が、、、
う〜!どっかで見た事ある???何だっけ???
ゴルゴ13だ〜〜〜〜〜!!!
それ以来、池呂信平さんのネックネームはゴルゴって呼ばれる様になりました。
愛嬌を込めて言う時は、ゴルビーね!!
そんなわけで、ゴルゴは今日も、こうやってステージを覗いてタイミングを見計らっているのであります。
ありがとう〜!!ゴルゴ!!
ゴルビーさん すごい迫力ですね。
アーマライトでも持たせれば・・・。
投稿情報: さいとー | 2010/12/21 19:04