先日、某新聞社の記者と会う機会があった。彼は文化人を紹介するコラムを担当しているのだが、もうひとつ医療コラムも受け持っているのだそうだ。医者をインタビューする機会も多いらしくダイエットに関しても面白い話を聞いたそうだ。ダイエットと言えば体についた余分な〝あぶら〟を落とす事でしょ。特に内蔵に溜まった〝あぶら〟は健康に重大な影響をおよぼす。そこでこの〝あぶら〟について!〝あぶら〟は漢字で書くと液状の状態を油と書き、固体の物を脂と書く。おなかに溜まった〝あぶら〟はもちろん脂である。〝あぶら〟はその存在する温度によっても変化する。融点というやつだ。固体だった脂も温度が上がってその融点を越えると液状になる。食べ物の〝あぶら〟も当然同じに変化するのだ。たとえばお肉。脂身はもってのほかだがその肉の部分にも〝あぶら〟は存在する、とくに高級とされる霜降りなどはそのいい例だ。そして肉の種類によってそれぞれ融点が違うと言うのだ。牛肉は40~45度、豚肉40度、鶏肉は30~35度位らしい。それぞれを摂取したとしよう、人間の体温は37度!!もうお解りでしょ。調理されてる時は高温で当然液状の油も体内に入り吸収され人間の体温37度になった時!!牛肉と豚肉は脂に戻ってしまうのだ。当然液状の油よりも排せつされにくくどんどん溜まっていくらしい。血液検査をして看護婦さんが昨日脂っこいもの食べました?なんて聞かれたら。きっと血液中に白い物が浮かんでいるのかも、、、!
自分もとても人事では無いので良い勉強になりました!
投稿情報: 由兎 | 2009/03/21 10:31