いやぁ〜昨日のライブは盛り上がった。客席全体が立って踊っている。Soul物はこれだからたまらない!
メンバーは
Vo.:円道一成 さん、Dr.:鈴木ゴボー茂行さん、B.:伊藤広規さん、
G.:村松邦夫さん、アイク植野さん
Sax:伊勢賢治さん 、Cho.:シータθちゃん 、さっちんちゃん、
Key:新川博
という顔ぶれ。アイク植野さん の呼びかけで集まったメンバーだ。
予告通り非常にスリリングな場面がいっぱいあって(笑)楽しい!楽しい!
百戦錬磨の強者ミュージシャン。ちょっと位の事故や捜索願が出ても何のその!涼しい顔で演奏する。
傑作だったのは、1コーラス目が唄とベースだけでスタートするというカッコいいアレンジの曲があって、KeyはBフラットマイナー。しかしどういう訳かベースの伊藤広規は半音上のBマイナーからはじめてしまった?最初、僕も気づかず、演奏に聞き入っていた。ベースと唄だけで、最高のパフォーマンスだ!しかし僕の目の前にある譜面とはKeyが違う??そんな馬鹿な。これはきっと僕が譜面をならべ間違えてしまったと思い、横のセットリストと見比べる???いや、いや、あってるぞ????この瞬間から僕の頭のコンピューターはフル回転。瞬間的に色んな事を考える!この譜面は手書きではなく、コンピューターで書いた譜面だ。見た目には美しいのだが字のフォントの種類によってはフラット記号が細く読みずらい。ハハ〜ン!広規はそれで見落としたんだなぁ。その頃になるとステージの反対側にいる村松さんも??マークがいっぱい出ている様子。(笑)
どうするんだろう??唄の一成さんはこのKeyでも大丈夫なのか??果たしてほかのメンバーはこの状況をわかっているのだろうか??もうすぐ全員が入る所が迫ってくる。絶体絶命!この状況では元のKeyに戻す事は不可能。このまま行くしかない。ジャーン!全員が入った!!Bマイナーである。フゥ〜〜〜。取り敢えず第一段階クリア!まあ、単純な曲だしこのまま読み替えながらやって行こうと思った次の瞬間。右ページに目をやると、途中で半音上に転調している・・・どうするんだろ??ただでさえ半音上からスタートしているのに、更に半音上に転調したら一成 さんは唄えるのだろうか?こういうコンボ編成の場合、音量的にベースは絶対的な主導権をもっている。ベースに合わせるしかない。果たして広規は更に転調するだろうか??この瞬間、長い付き合いの伊藤広規の性格から行動パターンを分析した。彼にしてみれば、当然間違えには気づいているだろうし、どうにか復帰出来るかなとも考えたと思う。しかしそれは無理と判断して、もうこのままBマイナーで行こうという腹ずもりだから、本当だったらCマイナーに転調するところをこのままBマイナーで最後まで通すんじゃないかなと、性格を分析した僕は踏んだ。さぁその転調の瞬間が来た。オオオオオーやっぱりBマイナー!!、思った通りだ。僕もギターの植野も一瞬Cマイナーに行こうとしたが、瞬時に戻って来た。あぶない、あぶない。その後は盛り上がって無事に終わったのですが、終わった瞬間、メンバー一同大爆笑!!お客様は気づかないと思うけど、こんなスリリングな曲だったのですよ〜!!
こちらもドキドキしながら読ませていただきました。
臨場感たっぷりの文章でしたよ~♪
素人の僕らにとっては気づきにくい半音の違いも
ミュージシャンの方たちにとっては、
半音高いのと低いのでは相当な開きがあるんでしょうね。
すごいなぁ‥‥
投稿情報: はらっぱ | 2009/05/22 10:50
ああ~~~ドキドキした~~~
凄いですねー
演奏しながら、瞬時に頭の中のコンピューターがフル回転して、うまく演奏しきっちゃうなんて
そして、メンバーの性格を判断してってのがまたねえ。
他のメンバーがどう出るかって探りながらの演奏ってとってもスリルがありそう~
バンドの心がひとつになってるからこそできる技ですね。
いいなあ~こういうの
投稿情報: ドレミ♪ | 2009/05/22 11:42