新川 博 ブログ

３１日ライブやります！！

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からのお見舞いを申し上げます。

僕達ミュージシャンは音楽を通して支援しようと思う。

関東以北のライブがほとんど中止になっているが、そろそろ僕達は動き出そうと思う。

被災された方々はもちろんだけど、東京に住む僕達だって余震に怯え、毎日テレビから流れる不安なニュースに心が病んでいる。

ライブをする事で、ほんの一瞬でも集まってくれた方々の心が癒されたら幸せだし、被災された方々の為にも僕らが立ち止まっていてはいけないと思う。

是非、皆さん集まって下さい。

ミュージシャンの仲間も集まって下さい。

全員で素晴らしい音楽を創りあげましょう！！

吉川忠英 ～アルバム発売記念＆大震災義援ライブ～

アコギでNight Vol.2

3月31日（木）恵比寿 「アート・カフェ・フレンズ」

Open 18:00 / Start 19:30 出演：吉川忠英、新川博 & The Shinkies、ゲストあり
場所：東京都渋谷区恵比寿南1-7-8 恵比寿サウス・ワンB1http://www.artcafefriends.jp/
チケット： \4,000（+ドリンク\500)

ご予約・問合せ：03-6382-9050(アートカフェフレンズ) もしくはHPからも可能

出来る限りの節電ライブを心がけ、このライブの収益の一部を
東日本大震災義援金として寄付させていただきます。

 

My Foolish Heart…

 

smile…

 

大変な事態になってしまった。

東日本大地震。

こんな体験は生まれて初めてだった、改めて人間は無力だなと感じた。

その時、僕は東京、恵比寿にある僕のスタジオにいた。はじめの一瞬はそんなに大した事はないと思った。あまりにゆっくりとユラユラきたからだ。どこか遠くの地震なんだと思った。でも、なにか違う！揺れが収まらない。普通はこの辺で終わるかなと思う頃、更に激しく揺れだした。それも長く！この時は、もうダメだと思いながらも、いろいろ瞬間的に考える。ここは１階、上には４階、押し潰される？だから外へ出る？いや、出たら上から何か落ちてくる？しかし、まだ揺れている。取り敢えず、スタジオの重い防音扉を開けた、これは音楽スタジオの常識。変形して開かなくなって、閉じ込められてしまうからだ。でも、まだ揺れている。外の路上から人の叫び声が聞こえる。

そのうち揺れはだんだん収まってきた。

この感じは、フェードイン、フェードアウトな感じ。遠くから見た事も無いようなデカイ物がガタガタ音をたてて近づいて来て、自分の真下を通り過ぎて、何処かへ行ってしまう感じ。

ホント怖かった、死ぬかと思った。

そのうち第２波が来た。うゎ〜また来た！でも、これは余震だよねって信じたかった。さっきのが余震だったら今度は本当にヤバい！

余震だった。助かった。

お陰さまで、スタジオは機材が倒れる事も無く無事でした。

暫く経って、報道などで今回の地震の事実を知り愕然とした。これはあまりにも酷い。

仙台などは６日前にコンサートした場所。とてもひと事とは思えない。

被災地の方たちには、心からお見舞い申し上げます。

 

 

東京タワー

 

最近、よく東京タワーを見る。世の中はスカイツリーなんだろうけど、僕にはこのサイズがぴったり。昼間は無骨な電波塔なのに、夜になるとキラキラ輝くところも、大好きなひとつ。時間によりいろんなライトアップがあるが、僕は普通のオレンジ色のやつが大好きだ。昔、ユーミンのツアーをやっていた頃、この、♪手のひらの東京タワーと言う曲をよく演奏した。だから今でも、東京タワーをみると、この曲が頭の中を流れ出す。

山本潤子ツアー千秋楽。

去年からやっていた山本潤子さんのツアーも昨日の仙台で千秋楽。

みなさん、お疲れさまでした！！

そう言えば、前回のツアーも最後は仙台だったかも？

移動中のメンバー！いつもは僕と井川君にサックスの春名君かトロンボーンの佐野君のどちらかが加わる編成だったのだが、最後は全員参加の４人編成。ピアノとギターにサックスとトロンボーンという摩訶不思議な編成なのだが、流石皆さんプロフェッショナル！素晴らしいサウンドになった。

仙台も満員のお客様。きっと楽しめたんじゃないかな〜。

帰りの新幹線はちょっと変な感じだった。僕だけ予定を変更して一人先に帰る事にしたので、ずっと車窓を眺めてた。仙台は雨、途中福島辺りは一面の雪景色。へぇ〜この辺りのほうが、雪積もるんだな〜と思っていたのだが、いつまで経っても雪景色。雪の量は少なくなるも雪景色。大宮まで来ても雪。そして、何と上野では大粒の雪が舞っている。ビックリしました、東京も雪だったのだ。なかなか貴重な体験だったな〜。

 

 

吉川忠英New Album本日発売！！

昨年から制作していた、吉川忠英さんのNew Album、本日発売です！！

しかも２枚同時発売。

ここから買えます。

http://nauta.jp/shopping/index.html

 

『いい顔してるな！』

AIRY FACEとAQUA FACE。

そう、"空気と水"ですね。

人間にとって、なくてはならないもの。

今回は、その"空気と水"を吉川忠英のFACE（顔）というモチーフで表現してみました。

今回のアルバムには、いろいろな表情があります。

アコースティック・ギターは森の木漏れ日のように響き、暖かく繊細な表情を見せます。

世代を超えたような歌声は、忘れていた何かを思い出す、懐かしい表情。

中には落語家？と思わせるような、ひょうきんな表情までも、このアルバムには収められているのです。

どれも、これもすべて、吉川忠英。

飲み頃の"美味しいワイン"のような、彼でしか出来ない円熟味のある表現方法、表情なのです。

いい顔とは？うわべではなく、内側から出てくるものですよね。

今の吉川忠英は本当に『いい顔してるな』と思うミュージシャンの一人です。

ナユタ・レコーズ代表

新川　博

 

 

AIRY FACE(AZCD-1101)¥3,000

1. NEKOと一緒に
2. 豊かな農村
3. 僕の素敵なお姫様
4. 暮れるアルプス
5. アコギでNight
6. 遠野ドライブ
7. たまのこもりうた
8. Dear My Friend
9. KANAME
10. HODOTA HOUSE
11. 草原の音
12. マイケル古墳
13. White On Blue
14. Goodnight Song

AQUA FACE(AZCD-1102)¥3,000

1. MINAMO
2. 水を汲む少女
3. 暮れ町～カッパヶ淵にて～
4. ゆめのくに
5. Breezy Days
6. 榎本新次郎の道
7. 春を呼ぶ流氷(inst.)
8. Wanganで待つ
9. 落とし噺
10. Beguine
11. 秋津巡り
12. Hey,Mr.Guitar Man!
13. 唄う鳥
14. 春を呼ぶ流氷

そして、今月終わりにはアルバム発売記念ライブもやります！

どうぞ、お楽しみに〜！！

 

Pecoちゃんライブ終了！！

Pecoこと濱田美和子さんとの付き合いももう３５年になるとするところだが、今日は最高に素晴らしいライブだった。僕もPecoもリアルタイムでこの音楽業界を生きている者として最高の瞬間だったと思うよ。こういう事が出来るようになった、僕たちは最高の幸せものだな〜。年の功だけどね〜。

今日のSoundの中には全ての物が生き生きと理想も現実も存在する。決して創り上げられ演出された物だけではないリアリティがあった。これは僕達The Producersのなせる技なのか？？？

僕はそれに遭遇出来た事が、最高の幸せだと思った。

ありがとうございました。

三寒四温

文字通り、３日寒い日が続き、４日温かいという意味で、ちょうど今頃を指すのだが、ここんとこは、４寒２温くらいの感じだろうか。

昨日もほんとうに寒かった。家で譜面を書いていると、どうも外の音がただの雨ではない。霙が降り、所によっては雪も降ったという。

季節が変わるということは、そんだけドラマが有るということか。