第3日目、目が覚めてホテルの窓を開けると一面の流氷。昨日は沖の方は無かったのに、、、。今日はすべて氷。また新しいやつが来たんだね。
写真ではわからないですが、、、。これよく見ると動いてるんですよ!!プカプカとね。
怖〜〜!
そんなに激しい動きではないですが、よ〜く見ると確かに動いてる。
昨日打ち上げで、明日天気が良ければ、流氷ウォークでもやりますか〜!!とか言われて、酒の勢いでイェーイ!なんていってたけど、なんか今、天気もいいし、、、ほんとかよ、、、ヤバー。
流氷ウォークってあれの上歩くんでしょ〜!!
ミュージシャンはそんな事しないよね〜〜ほんとかよ〜〜!!
ただ、飲んでる物がおこちゃま向けのバヤリースというのが笑えます。
しかも指がいっぱい??心霊写真?いや、心の動揺です。
あれは、向こう側の麻理子ちゃんが沖を指差しているのが重なっているのね。
二人ともホントにやるんですかね〜??ってビビってる。
ほんとうにやる事になっちゃいました。せっかくここまで来たんだし、一度しかない人生だし〜おおげさだよ!!
しかし、このドライスーツ!!ほとんど戦隊物だよね〜強そ〜!!
これね、完全防水はいいんだけど、着るのがむちゃむちゃ大変!!
ウエットスーツは素肌に着るけど、これは服の上から着る訳。だからもうガサばっちゃって、3人がかりで必死の思いで着る。
首なんかはスゲェー締め付けられているし、もうこれだけで首絞められて死にそう〜!
さっきも書いたけど、これ全部揺れているんですよ〜!乗っかってる氷の後ろにスジがあるでしょ、あそこから独立している訳。畳1畳くらいの小さい氷もあれば、四畳半位のもあるし、もっとドデカイのもある、それらがひしめき合ってプカプカ浮いてる訳。
そこの上を移り歩いて行く訳ですよ〜!
信じられないよね〜!
その下は氷の海ですよ〜!
大磯ロングビーチじゃないのよ!
オホーツク海ですよ!
落ちたら死んじゃいますよ〜!
だからね、小さいのに乗り移るとズブズブと、氷もろとも沈んでいくんだな、これはヤバいと次のに乗り移る。
うわ〜もう、ある意味死ぬ気でやるゲーム感覚ね!
ほんと、よくやるわ〜!
氷の割れ目に入っているのです。
もちろん背は立ちません、立ち泳ぎです。でも、このドライスーツすごい浮力があって浮いちゃうんだよね。足の辺りは水圧で締め付けられて、中の空気がみな肩の辺りに集まり救命胴衣状態になるわけ。
体の周りの水はシャーベット状態になっていて、フローズン何とかみたいだったよ。
でもね、よく考えてみて、氷はみなプカプカ浮いている訳だから、この僕が入ってる隙間も刻々変化するわけ。インストラクターにこれヘタしたら挟まっちゃいますよね〜?って聞いたら、そうですね〜だって(笑)、僕が押さえてますからって言ってたけど、おいおい、ちょっと待ってよ、何トンもある氷だよ、押さえられる訳ないじゃん!怖くなって飛び出して来た!
でもなんか気持ち良かったなぁ〜!
「マリンエンタープライズプロジェクト知床」さんお世話になりました。ありがとう!!
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