ここ半年くらいず〜っとオルガンを探していた。それも足踏みオルガン!そう昔、小学校の教室にあったようなやつ。何年か前からアコーディオンも弾いてるが、あれは横になっていて弾きにくい。
そこで思いついたのが足踏みオルガン。発音方式はアコーディオンと同じだし、たぶんいいんじゃないかな〜と。しかし、足踏みオルガンの音は学校の教室でしか聞いた事がなかった。そうすると音楽の授業みたいなサウンド!いやいやいや、そんな事はない。あれをスタジオやステージに持って来て、リバーブなどが加わったら絶対いい音がするはずだ!
と思ってずっと探していた。2ヶ月程前からヤフオクでも探した、どれもあまり良くない。壊れている物、鍵盤にドレミファと落書きの有る物、ルックスはいいのだが音が出なくて置物になっている物。
すると先週、すごく良い出物を見つけた!これはいい!果たして落札出来るだろうか?
でも、さすがにこの手の楽器は人気もないらしく、するりと落札できた。
それが今日届いたのだ。
どうですか?綺麗でしょ!とても昭和31年製造とは思えないですよね。僕より一つ年下の52歳。半世紀前の楽器ですよ。信じられない。よくまあこんな程度の物が有ったなと感激です。大阪のオルガンリペアーの会社が出品していて、アフターサービスもバッチリ。僕らは仕事で使うので、アフターケアも重要なポイントです。
肝心の音は??これが更にバッチリ!!
今の電気、電子楽器にはない温かな音なのです。
調律もさすがはオルガン業者、A=441Hzに合わせてくれています。足踏みオルガンは童謡みたいな音のイメージでしかなかったけど、メージャーセブンスとか弾くと最高にオシャレなサウンドになりますよ!!
でも、寅さんのテーマはもっとハマルけど!
もうほとんど高級木製家具ですよね〜。この時代の日本の楽器って、いい木材使ってんだろうな〜さすが高度成長期!
僕は今年、オーガニック・ミュージックということをテーマにしていて、手間ひま掛けた、手作り感のあるサウンドを目指しています。そんな中こんな弟分が出来るとは・・・最高にハッピーな春になりそうな予感がします。
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