新川 博 ブログ

東京は雨・・・

朝、起きてみると、、、外が暗い。今日は朝から雨のようだ。
そろそろ梅雨入りですか？毎年、僕の誕生日位までは梅雨が続く。
しっとりとして、これはこれで必要な季節では有るのだけど、、、。
晴れ男の僕としては、気分も重くなる！
しかし、このしとしと雨が似合う場所もあるなぁ。
僕の記憶の中では、箱根の七尾峠なんかをドライブしている時は、
しとしと雨が似合う。それから京都もいいかもしれない。
海外でいえば、Los Angelesはカラッと晴れてるイメージだけど、
New Yorkは雨でもいいかも。
でも何と言っても、Parisはやっぱり雨が絶対的に似合うなぁ。

話は変わり、２日間続いた中西さんのプリプロ・レコーディングは無事終了した。Key違いを含めて全部で40テイク位を録音した。いやいや皆さんお疲れさまでした。本録音は来月からはじまりそう。今年も楽しみ。

kazaguruma

朝、ガーデンプレイスに行ってみると、すごい数の風車が、、、。風車って構造がシンプルなだけに、その動きがおもしろい！風が吹いてくると、一斉に回りだし方向も変えはじめる。ここは高いビルの間にあるせいか、風の方向も入り乱れているらしく、その動きも複雑だ。暫し見とれてしまった。昨日の海風、今日の風車といいどうも今週は"風"に縁があるようだ。

中西保志さん

「最後の雨」でおなじみの中西保志さん。
素晴らしい声の持ち主。でも、けっこうひょうきんなお兄ちゃんです。
毎年、一番暑い時期にレコーディングで、大汗をかきながらスタジオにやって来て、レコーディングブースをがんがんに冷やして涼んでいたのを思い出します。首に巻いてるタオルはその名残ですか？
今年は早いですねまだ５月ですよ！でも今年は２枚組といううわさも、、、。やはり唄入れは８月に突入なのかな？？
今年も頑張っていきましょう！！

そして、中西さんの所属事務所の社長でもある、
プロデューサーの本間さん。もう長い付き合いです。
昔は、来生たかお さんなど、
本当にたくさんのレコードを一緒に作ってきました。
しかし、いくつになっても現場が大好きな本物の制作者、
業界の大先輩です。

海風

今日は朝から城南島。
海風に吹かれていると本当に気持ちイイ！
東京は快晴で太陽がまぶしい。

しかし、この広い砂浜に２〜３人しかいない。
平日の午前中はいつもこんな感じ。

なんか"夏"な感じでしょ！
今日は午後から中西保志さんのレコーディング初日。
今回で４作目である。
ここのところ４年間は毎年夏は中西保志さんのレコーディングだ！
もはや僕の中では季節物と化している。

Happy Birthday!!

今日はうちのマネージャーの４♡歳の誕生日　オメデトウ！
本人曰くあまりおめでたい歳ではないようだ。
来年からは２年に一回にすればいいのに・・・。
潤子さんからおいしいケーキのプレゼント！よかったね。

濱ちゃん！

昨日は久しぶりにドラムの濱田君と二人で男呑み！それも夕方５時から！まだ外が明るいでしょ。どうも濱田は"５時からオトコ"というところに拘るらしい？よくわかんないね？要するに遅くなると眠くなっちゃうんで、早くから呑もうと言う事らしい。でも最終的には、たっぷり深い、いつもの時間にお開きになるのだが、、！？
ここは、自由が丘のカウンターしかない鰻串屋。殆ど昭和の立ち飲み屋な感じ。
鰻串３００円！きも焼きも３００円！安い旨い！！

城南島海浜公園

車で、恵比寿からお台場を通って羽田の近くまで来ると、城南島海浜公園がある。人工のビーチや広大な芝生のエリアなどがある。僕は夏の期間、午前中をここで過ごす事が多い。そもそも２０年程前、沖縄に行った時、極度の日焼けをしてしまい、それ以来、汗ばむ季節になると背中に湿疹ができて痒かった。毎年この季節になると皮膚科で塗り薬をもらうのが恒例だったが。３年程前、目には目をということで、再び日光浴をしてみたら、、、！あらら不思議、いままで痒かった所がまるで痒くない！湿疹も消え、それどころかお肌がサラサラなのである。医者に相談してみると、紫外線治療というものも有るくらいだから、適度だったらいいのでは？と言ってくれた。しかし。しょっちゅう湘南や千葉の海岸に行く訳にも行かず。何処か近くでと、グーグルマップを眺めていたらこの城南島海浜公園を発見した。しかも恵比寿から車で25分。最高のロケーションなのだ。ただ、難点があって風向きによっても変わるのだが、悪い時は50m位上空をジャンボジェットが通過する。こちらが手を振れば確実に機内からも見えるだろう。べつに落っこちでもしない限り問題はないのだが、困りもんなのはその爆音！だからiPodが必需品なのである。今年で４年目になるが、夏の天気の良い日は午前中１〜２時間くらいここで、散歩や日焼けを楽しむ、東京湾とはいえやはり潮風に当っていると実に気持ちがいい。そして、帰ってシャワーを浴びて１３時からスタジオへ、というのがここのところの夏の日課なのだ。マネジャーからは、いまどき日焼けなんか、してんのはカッコ悪いから程々にしてくださいと、釘を刺されてはいるのだが、、、。

男も女も総立ちで・・・！

いやぁ〜昨日のライブは盛り上がった。客席全体が立って踊っている。Soul物はこれだからたまらない！
メンバーは
Vo.：円道一成 さん、Dr.：鈴木ゴボー茂行さん、B.：伊藤広規さん、
G.：村松邦夫さん、アイク植野さん
Sax：伊勢賢治さん 、Cho.：シータθちゃん 、さっちんちゃん、
Key：新川博
という顔ぶれ。アイク植野さん の呼びかけで集まったメンバーだ。

予告通り非常にスリリングな場面がいっぱいあって（笑）楽しい！楽しい！
百戦錬磨の強者ミュージシャン。ちょっと位の事故や捜索願が出ても何のその！涼しい顔で演奏する。

傑作だったのは、１コーラス目が唄とベースだけでスタートするというカッコいいアレンジの曲があって、KeyはBフラットマイナー。しかしどういう訳かベースの伊藤広規は半音上のBマイナーからはじめてしまった？最初、僕も気づかず、演奏に聞き入っていた。ベースと唄だけで、最高のパフォーマンスだ！しかし僕の目の前にある譜面とはKeyが違う？？そんな馬鹿な。これはきっと僕が譜面をならべ間違えてしまったと思い、横のセットリストと見比べる？？？いや、いや、あってるぞ？？？？この瞬間から僕の頭のコンピューターはフル回転。瞬間的に色んな事を考える！この譜面は手書きではなく、コンピューターで書いた譜面だ。見た目には美しいのだが字のフォントの種類によってはフラット記号が細く読みずらい。ハハ〜ン！広規はそれで見落としたんだなぁ。その頃になるとステージの反対側にいる村松さんも？？マークがいっぱい出ている様子。（笑）
どうするんだろう？？唄の一成さんはこのKeyでも大丈夫なのか？？果たしてほかのメンバーはこの状況をわかっているのだろうか？？もうすぐ全員が入る所が迫ってくる。絶体絶命！この状況では元のKeyに戻す事は不可能。このまま行くしかない。ジャーン！全員が入った！！Bマイナーである。フゥ〜〜〜。取り敢えず第一段階クリア！まあ、単純な曲だしこのまま読み替えながらやって行こうと思った次の瞬間。右ページに目をやると、途中で半音上に転調している・・・どうするんだろ？？ただでさえ半音上からスタートしているのに、更に半音上に転調したら一成 さんは唄えるのだろうか？こういうコンボ編成の場合、音量的にベースは絶対的な主導権をもっている。ベースに合わせるしかない。果たして広規は更に転調するだろうか？？この瞬間、長い付き合いの伊藤広規の性格から行動パターンを分析した。彼にしてみれば、当然間違えには気づいているだろうし、どうにか復帰出来るかなとも考えたと思う。しかしそれは無理と判断して、もうこのままBマイナーで行こうという腹ずもりだから、本当だったらCマイナーに転調するところをこのままBマイナーで最後まで通すんじゃないかなと、性格を分析した僕は踏んだ。さぁその転調の瞬間が来た。オオオオオーやっぱりBマイナー！！、思った通りだ。僕もギターの植野も一瞬Cマイナーに行こうとしたが、瞬時に戻って来た。あぶない、あぶない。その後は盛り上がって無事に終わったのですが、終わった瞬間、メンバー一同大爆笑！！お客様は気づかないと思うけど、こんなスリリングな曲だったのですよ〜！！

リハーサルスタジオ

今日は明日のライブの為のリハーサル。朝１１時から！午前中からリハって言うのは、朝寝坊のミュージシャン界隈では異常に早く珍しい。みんな本当に来てるのかな？と思って行ったら皆、ちゃんと来ている！！ひゃぁ〜２１世紀になると変わるもんだなぁ〜。何のこっちゃ。右端が一成さん。なるほど！そう言う方だったんですねぇ！不勉強ですみません。ゴキゲンなソウルシンガーだ。そう言えば僕も何年か前は、こういうソウルバンドに参加してたっけなぁー！なんかすごく懐かしい。皆さん是非、明日（今日か）遊びにきてくださいな、踊らせますよ〜〜！！

ここんとこ会っていなかった、伊藤広規選手。相変わらずベースのヘッドにはバンダナが！今日は黄色だった。彼に会うと色々と十代の頃を思い出すが、、、積もる話は明日のアフターステージにとっておこう。

その後、夜は山本潤子さんのレコーディング。今日は新しい作家陣。手前が金武君、向こう側には大久保君。素晴らしい楽曲を提供してくれた。感謝である！

言葉の達人

山本潤子さんのアルバム、昨日は作詞の打ち合わせだった。作詞家ヤマダヒロシさんである。彼とももう長い付き合いになる。韓国人歌手シン・スン・フンの時なんかは、お互い相当苦労した。その文化の違いに二人で唖然としたっけ！いつもお世話になっています、ありがとう。彼の素敵なところは、言葉の達人でありながらミュージシャンであるという事。つまりメロディーに対して言葉をどう乗せるかというアプローチが実にカッコイイ！さすがだね！！